コラム 2017.5.23

カンヌ映画祭でグランプリを獲る秘訣は?【マルチーズおじさんのお悩み相談室】

Q.

現在アルバイトをしながら自主映画を制作している20歳です。映画業界の頂点に立つために、なんとしてもカンヌ映画祭で史上最年少グランプリを獲りたいと思っております。カンヌの審査員を唸らす為にはどんな映画を作れば良いでしょうか?

A.

キミな、ハッキリ言うけど、カンヌでグランプリを獲ることが映画業界の頂点ではないねんで。憧れるんはわかんねんけどな。そこから間違ってるとおじさん思うわ。 海外の大きな映画祭は、映画のバイヤーの寄せ集めみたいなもんやねん。作品の「善し悪し」は確かに評価されるねんけど、その「善し悪し」には少なからず「万人にウケるかウケへんか」という観点が入っとる。エゴや個性むき出しの映画は、評価はされたとしても、賞はとられへんもんやねんな。

グランプリを獲る秘訣をしいて言うなら、カンヌ映画祭の審査員を研究して、その人達が好きそう~な映画を撮ったら間違いあらへんで。 今年の審査員長は、スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルやて。おじさんは、この人の作品2つ観たことあるわ。 『アイム・ソー・エキサイティッド』ってやつ。飛行機内のドタバタコメディーを期待して観てんけどなあ。おじさんはあかんかったわ~。クセのある乗客がわんさか出てくるねんけど、やりすぎててシュールを通り越して寒かったわ。Yahoo!映画の評価みても2.6点やったし、そもそも笑いの観点が日本人とスペイン人ではちゃうねんな。

あとは、ほぼ寝てて全く記憶にないけど『私が、生きる肌』は観たね。死んだ妻を忘れられん天才形成外科医が、何の関係も無い人を監禁して、自分の開発した人工皮膚を全身に移植して、妻にしちゃおう!って話やねん。発想が気持ち悪すぎん?は、いくら外科医がアントニオ・バンデラスでイケメンでも、ちょっと無理やない…?

あくまでもおじさんの感想やからな、好きな人はごめんやで。

今年の審査員長は、とりあえず変な性癖を持っているに違いないとおじさんは踏んでるから、それっぽい変態ムービーでも撮ったらええんとちゃいます?

観る人のウケを想定したり、自分の個性を押し殺した作品でもいいから賞が欲しい!と思うんなら、もう自主制作映画を作るのはやめとき!京都の山奥でも行って湯豆腐屋さんでも開いとき!おじさんが食べに行ったるわ!権威にすがるために映画を作るんなら、しょうもないもんしか撮られへん。



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