映像の基礎知識 2017.5.30

HDMIはスゴイ?映像伝送の基礎知識

こんにちは。カンパニーまつもとです。

「映像って、なんだか難しそう…」と思っている、そんなアナタに送る「ネコでもわかる映像のキホン」シリーズ。

皆さん、パソコンの映像をテレビやディスプレイに繋いで映そうと思ったけど、どうすれば良いか分からず苦労した経験等はありませんか?

今回はこういった、映像をある機器から別の機器に伝送する際に、どんな規格やケーブルが必要なのか?また、その違いはどういったものなのか?簡単に説明してみたいと思います。

D-Sub(VGA端子)

まずは、この「D-Sub」という規格。

(特に古い型の)パソコンやディスプレイにこの形の差し込み口が付いているのをご覧になった事はありませんか?

縦に見た時に、差し込み口がアルファベットの「D」に似ていますよね。この事から「D-Sub(ディーサブ)」と呼ばれているんですね。

古くから存在している接続規格で使える機器が多い反面、アナログで映像を伝送する為、残念ながら映像がにじんでしまったり、劣化してしまったりするという特徴を持っています。
(※ちなみに音声をこのケーブルで送る事は出来ません。)

DVI

続いてコチラ。この端子も最近のディスプレイでは多いので、皆さんも一度はご覧になった事があることでしょう。

こちらの「DVI」という規格。劣化しにくいデジタル信号を用いるため、高解像度の映像もにじみ無く伝送できます。

細かく言うと、アナログの映像も遅れる「DVI-I」という規格と、デジタル信号のみの「DVI-D」という2種類があります。
(※どちらも原則、音声は送る事が出来ません。)

そしてこのDVIの規格をさらに進化させたのが…

HDMI

そうです、皆さんお馴染み「HDMI」

何といってもこの「HDMI」のスゴイ所は、このケーブル1本で、(原則劣化なく)映像と音声を同時に送れてしまう事なんです!

だから皆さんご家庭で、テレビとDVD・ブルーレイレコーダーを、このケーブル1本で繋げるだけで、見事に映画が楽しめちゃうわけなんですよね。

元々は、このPCとディスプレイの接続から進化してきたこの「HDMI」規格ですが、最近は民生機のビデオカメラや一眼レフカメラにもこの出力端子が付いているものが非常に多くなっています。

ですので、カメラで撮影しながら、同時にその撮影している映像をHDMIケーブルを使って、別のモニターやディスプレイに表示させて、他人に見せちゃうなんて事も可能なんです!

万能に見えるこの「HDMI」規格。しかし実は弱点もあるんです。
それは映像を伝送出来る距離。

ケーブルや入出力する機器にもよりますが、一般的には、約10Mを越えると映像信号が減衰してしまい、受信側で上手く映像を表示する事が出来なくなる場合があると言われています。 これだと例えば、広い会場でケーブルを長く引いて、中継やプロジェクターに映像を出さないといけない時なんかは困ってしまいますよね。

そんな悩みも解消してしまう規格が、実はあるんです…

HD-SDI

そう、プロの映像現場でもよく使われるのがこの「HD-SDI」という規格。同軸ケーブルと呼ばれるこのケーブル1本で、HDMIと同じく映像と音声を送れるだけでなく、その距離最大100M(※ケーブルの太さその他条件によって異なります。)まで届ける事が出来るという優れものなんです!

なので、業務用ビデオカメラの上位クラスの機種には必ずといって良いほど、この出力端子が付いていますね。

おわりに

さて、映像出力・伝送する際の主な規格についてご理解頂けましたでしょうか?

しかし、こういった規格も10年後・20年後はどうなっているんでしょうかね〜?

今でもWi-fiやLTE等の電波を使って無線で映像を飛ばすって事も徐々に広がって来ていますが、今後そういった無線で映像を飛ばすって事が当たり前の世の中になっていくのでしょうか?

もし、そうなってくれたらケーブルも引かなくていいだろうし、楽だなあ。

おわり

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