映像の基礎知識 2017.8.17

ホワイトバランスって何?グレーチャートを使う理由【ネコでもわかる映像のキホン】

皆さん、こんにちは。カンパニーまつもとです。

「映像は、なんだか難しそう…」と思っているアナタに送る「ネコでもわかる映像のキホン」シリーズ。

今回のテーマは、「ホワイトバランス」です。

ホワイトバランスって何?

そもそも人間の目ってなぜ物を見る事が出来るのでしょうか?

それは、太陽の光や蛍光灯などの光源からの光が反射して目に写っているから。小学校の時に、なんとなくそんな事を習ったのを覚えていませんか?

人間の目は、被写体に自然光があたっていても、電球や蛍光灯の光があたっていても、白い色は白と認識します。

これって、実は凄い事

なぜなら、実際の光源には色があって、青っぽくなったり、赤っぽくなったりしているからなんです。

ビデオカメラは、人間の目ほど優秀ではないので、白いものが白く写されるように調整する必要があります。

どのような光の下でも適切な白色を再現するための機能、それがホワイトバランスなのです。

色温度とは?

光源の色合いは、「色温度」というもので表されます。

色温度とは、光の色を数値で表したもの ( 単位:K ケルビン ) で、光源自体の温度ではなく、光の色を人間の目に見える感覚に置き換えて表した数値のことです。

一般的に昼間の太陽光は 5500K、白熱電球は 3500~3000K などといわれています。色温度が高いと青っぽく見え、低いと赤っぽく見えます。

オートホワイトバランスは使えるの?

大抵のビデオカメラには、いろいろな光源に対して自動的にホワイトバランスを調整してくれる 「 オートホワイトバランス 」 機能が付いています。

最近はだいぶこの機能も優秀になり、カメラ任せで撮影している人も多いかもしれませんが、やはりキチンと白が白く認識される色で、または狙った色で撮影出来るよう、マニュアルでホワイトバランスを設定する事が重要になってきます。

グレーチャートを使う理由

さて、プロの撮影現場でも、マニュアルでこのホワイトバランスを合わせる際に、誰かが白い紙を持ってくる事は正直多いです。

「ホワイト(白)」という言葉から、ホワイトバランスは白い紙でとる事が常識のように思えますが、実はそうではありません。

明るい部分だけでなく、明るさの中間の部分、そして暗い部分までがキチンと揃わないと正しいホワイトバランスはとれないのです。

白い紙を使うと、高輝度の明るい部分のみでバランスをとってしまう事になりますし、露出オーバーで色が失われる恐れもあります。

そこでプロの撮影現場でもキチンと撮影を行う際に使われるのが、露出の基準とされる光の反射率18%の灰色を使った「グレーチャート」です。

この「グレーチャート」には、グレー1色のものや白黒グレーの3色に色分けされたものがあり、ネットショップで数千円で購入が可能です。

正確な色で撮影する為にも、ぜひこのグレーが含まれたチャートを使ってホワイトバランスを合わせるように心がけましょう。

(おわり)

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