インタビュー記事 2017.4.21

映画監督になるには、どうしたらいいの?異色の経歴を持つ、安田淳一監督に聞いてみた。

商業映画ではできないこと

「最後に、映画を撮りたいと思っている方々に、安田さんからのアドバイスをお願いします!」

「『どういう映画をどういうスタンスで撮るかよく考える事』以外だと、『何もかもそろうのを待たないこと』ですね。準備の段階で100パーセントを目指していたら、いつまで経っても撮り始めることができません。万全の状態でスタートしなくても、やりながら埋めていったらいいんです。『ごはん』も『拳銃と目玉焼』も脚本が無いままとりあえず撮影を始めて、撮影中に演出考えたり脚本つけたりしてました」

「脚本がない映画を撮り始めるのは、無謀すぎません?」

「無謀だと思います。『ごはん』は完成するのに4年かかりましたし『拳銃と目玉焼』の予算は倍近くに膨らみました。まぁ、脚本がないと撮り直しが膨大になりますから。あ、『脚本が未完成でも映画を撮れ』がアドバイスではないですよ!」

「なるほど…!」

「ちなみに、僕が自分の経験から学んだことは『脚本の完成だけは待ってから撮れ』です(笑)」

「(笑)が、清々しい。 では、自主映画が商業映画に勝てるところがあるとしたら、どんなところでしょう?」

「 自主制作映画は、妥協せずに撮影し続けられることです。時間的な制約の多い商業作品にくらべて、自主映画は自分の納得が行くまで撮り直しが出来ます。『ごはん』でも夕日の照らされる稲穂のカットだけで、4回撮り直しましたが、おかげでとても美しく撮れました。妥協しないことだけが唯一、商業映画より秀でた点です

「安田さんは、一人だけでも風景やインサート映像の撮影に行くそうですね」

「そうそう。映画のワンシーンに使うために、炎天下の中、1日中1人で空を納得いくまで撮影したりしてましたよ。ちなみに『ごはん』は、観たお客さんの意見を聞いて、未だに追加撮影したり編集しなおしたりしています」

「公開中なのに?そんな映画初めて聞いた」

「『拳銃と目玉焼』も、お客さんに褒めてもらえるところは、だいたいが追加撮影したところだったんです。劇場公開が終わっても、将来で観てくれるお客さんのために改良を続ける、なんてことが自主映画には許されると思います。」

「まさにプロフェッショナル…!全てはいい作品を作り上げるためなんですね。安田さんのお話を一通り聞いて、『映画監督になるためにはどうすればいいか』うんぬんより、人生において『とりあえず、行動する』ことは、とても大切なんだなと思いました」

「とにかく『落ちても死なないと思ったらとりあえず飛べ!』ですね!人間、そう簡単に死にません(笑)」

「一番最初におっしゃっていた事が、なんとなく理解できた気がします!安田さん、今日はありがとうございました!」

映画監督になるためには

この記事を読んで、皆さんはどう思ったでしょうか。
「結局、映画監督になるためには、何をすればいいんだ?」
「根性だけでは、映画監督にはなれんだろ」
そう感じた方も、いるかもしれません。
だけど、私がインタビューをして思ったことは
「映画監督になるために、必須なことは何もないんだな」です。
安田監督は、映像の専門学校出身ではないし、映像制作会社に就職していたこともありません。
安田監督にあるものは…「行動力を持って、なんでもやる力」です!!!

「どうすれば映画監督になれるのか」を考えるのではなく、今の自分にできることを、全力でやることが、映画監督になる一番の近道だと思いました。


え、できることが、見当たらないって? では、まずは、クロフネのTiwwterとFacebookページをチェックしてみてくださいね!

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安田さん、アツい話をありがとうございました~~~!




(おわり)


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