コラム 2017.4.18

【映像業界で、上司に理不尽にコキ使われないためには】マルチーズおじさんのお悩み相談室

Q.

現在カメラアシスタントをしている24歳(男)です。映像の世界に憧れて撮影技術会社に入社したのですが、毎日恐ろしい報道カメラマンの下で、ボロ雑巾のように使われていて耐えられません。ベテランの先輩からは5年〜10年我慢すればカメラマンになれると言われているのですが、今の時代こういった下積みは必要なんでしょうか?マルチーズおじさんの下積み時代の苦労を教えてください。

A.

おじさんには、下積み時代の苦労は、無いですね。それは何でかと言うと、ずばりおじさんは職場で「危険人物」を演じていたからです。自己演出して、ギラギラした危険なオーラを出すねん。ほら、2016年にハヤった『マッド・マックス 怒りのデスロード』は観た?あの主人公マックスみたいなやつ。こっちは歩いてるだけやのに、何でか無言でぶん殴ってきそうなやつ。マックスみたいな「危ない人間」を演出して「こいつに怒鳴ったりしたら、殺されるんちゃうか…」と相手に思わせれば勝ちや!とにかく、理不尽な人に絶対に舐められないようにしてたわ。これは、社会で生きていく上で最も大切なことやとおじさん思うねん。





おじさんが実際にやってた例をあげると、とりあえず「バイオレンスなことをやる」かな。 腹立つ上司に怒鳴られたら、そいつが部屋出る直前のタイミングを見計らって、机バーーーン!と蹴り上げて「どちくしょおおおおおお!殺したろかほんまに~~!」って叫んだりしました。 面と向かって言ったら、お偉いさんに怒られるから注意やで。あくまでも、上司が遠くから見えるくらいの場所で「いや独り言ですけど?」みたいな顔して叫ぶのがコツや。 そしたら、相手は大抵「コイツちょっとやばいやつやな、キレたら何するかわからへんな…」とか思うんですよ。

おじさんが若い時はな、映像業界、特にテレビ局はもう2人に1人は理不尽にキレまくる頭のおかしいやつやったで。ADが、新人に何も教えへんくせに、その子が現場で慌ててたら「なんでできんのじゃ!」ってキレて、頭を受話器で殴って流血させたりしてたわ。こういうことが日常茶飯事やったなあ。

金貸せってせびってくる意味わからんおっさんもおったわ。おじさんらがテレビ局に入った頃は、お給料の平均が10万円くらいやったんやけどね。何の前触れもなく「8万貸してくれ…」って言われたり。お給料の5分の4をいい歳したおっさんにせびられるねん。ほんでやつらは絶対に返さない。ひどい時は、白紙の領収書に借りたい金額書いて「お前、なんとか会社に経費精算して、金作って俺にくれ」とかほざきだすんですよ。ただの犯罪者やんけ。おじさんはそういう人の前では、ひたすらシャドーボクシングしてたわ。

今の時代はここまでひどくはないかもしれんけどね、君の質問からすると、ベテランやからって、威張って怒鳴り散らすやつはまだまだおるんやね。

理不尽な人に舐められないことは、映像業界で働く上でだけじゃなく、人生を生きていく上で、本当に大切なことです。これはマジ。 ただ、使い分けは大事やで。普通に優しい会社のお偉いさんとかにまで、奇声あげてるところ見られたら、ただ引かれるだけやからね。

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