イベントレポート 2019.3.26

映画『YUKIGUNI』上映・元町映画館「雪国」試飲会イベントを開催!

皆さん、こんにちは。

今日は、明るいうちから仕事場近くにあるBARにやってきました。

場所は、神戸・元町駅から花隈の坂道を上がったところにある「Bar SAVOY hommage(バー・サヴォイ・オマージュ)」さん。(住所:神戸市中央区下山手通5丁目8−14)

普段、BARなんて洒落た場所とは無縁の私が、なぜこんな場所にいるのかというと…

そう、実はここで「雪国」を頂けるイベントがあると伺い、やってきたのです!

雪国?なんじゃそりゃ?
川端康成?吉幾三?と思った、そこのアナタ!
違いますよ、カクテルの「雪国」ですよ!

誕生から60周年を迎え、今や日本各地のバーテンダーの中で愛され、作られ続けているスタンダードカクテル「雪国」

実は、この「雪国」の生みの親で日本最高齢バーテンダー・井山計一さん(92歳)の人生と、このカクテルの誕生秘話、そしてそのカクテルが我々の口に届くまでの奇跡を描くドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』が、4月6日(土)より、神戸・元町映画館にて公開となるのです!

という事で、今回はこの元町映画館さん主催の試飲会付きイベントにお邪魔させて頂きました!

渡辺智史監督が『YUKIGUNI』制作に込めた想い

まずはじめに、映画『YUKIGUNI』を制作された渡辺智史監督がバーカウンターに登場!

(やはり、カクテルの映画を撮られるだけあって、渡辺監督、お洒落でカッコいい…)

渡辺監督、ご自宅のある山形県鶴岡市から、遠路はるばるお越しくださったそうです!(※バーテンダー・井山計一さんのお店である喫茶「ケルン」はこの鶴岡市から車で30分程の山形県酒田市にあるとの事。)

まずは、この渡辺監督から映画制作のきっかけについてお話がありました。

1950年代にカクテルを生み出された方で他にご存命の方はいらっしゃらないですし、しかもこの井山さんは90歳を超えても今なお現役で、週5日(毎日夜19時〜22時半まで)お店に立たれて働かれています。「この生涯ずっと働かれている井山さんの人生を通じて、働くことの喜びと老いてもなお美しく生きる秘訣を探りたい」と思ったのが制作のきっかけなんです。

また取材を進めていき、制作段階で「どういう映画にすれば良いのか?」と思い悩んでいた時に、神戸出身の切り絵作家・成田一徹さん※の「BARは人なり」という言葉に出会ったんです。BARという場所は、マスターに会いにいく、そしてマスターの全人格に癒される場所。この成田さんの言葉に寄り添うような形で、井山さんの人生をそのまま映画に落とし込めないかと思って、作品を完成させました。

成田一徹(なりた いってつ 1949年-2012年):日本の切り絵作家、バー評論家。兵庫県神戸市出身。公務員として勤務する一方、バーの多彩な魅力を切り絵で表現することをライフワークとした。1988年(昭和63年)に切り絵作家として独立。街をテーマにした作品も多く、2002年(平成14年)から、関西の風景や人物をテーマに「どこへ一徹 切り絵旅」を朝日新聞に連載。「神戸の残り香」は、阪神大震災をはさみ街から消えて行く古き良き神戸を表現。神戸の街に漂うなつかしさ、温かさ、大人のにおいを残した。

この映画は、飲食店を営なわれている方や個人でお店をやられている方にとっても、非常に共感して頂ける映画だと思いますので、ぜひ多くの方にご覧頂きたですし、この映画を通して今までBARに行った事が無い方もぜひBARに行って頂きたいなあと思っています。

バーテンダー・森崎和哉さんによる「雪国」カクテル実演

そして監督挨拶の後、いよいよ「雪国」試飲タイムに。

カクテルを作ってくださるのは、この「Bar SAVOY hommage(バー・サヴォイ・オマージュ)」のバーテンダー・森崎和哉さん。

(監督に引けを取らない男前な方です。さすが、バーテンダー! )

森崎さん、実は今回のイベントを開催するにあたって「実際にやはり井山さんの雪国を飲みに行かないと、お客さんに本当の素晴らしさを伝えられない」という事で、なんとわざわざ山形へ(しかも夜行バスで!)行って本物を味わってきたそうです。このプロフェショナルな精神、素晴らし過ぎる…

その森崎さんから、まず「雪国」がどんかカクテルなのか?とても興味深いお話がありました。

雪国ってクラシカルなカクテルと言われるんですが、このカクテルが作られた当時にやられている事というのは、実は非常に新しい事だったんです。例えば、このカクテルの中に入っているチェリー。これはミントチェリーというものなんですが、当時一般的にも馴染みの無い新しい材料でした。

皆さんよくご存知のなのは昔からある赤いチェリーですよね?ある時、業者の方が山形にあるナポレオンというチェリーをミントの汁につけて、井山さんの所に持って来られたそうなんです。その時に、井山さんは勇気を持ってそれを使って見ようと思われた。皆が使わないような材料をどう使ったら面白くなるか?という事を考えるというか、非常にお茶目でユニークな所があるんですよね、それは実際に井山さんご自身と接してもとても強く感じました。

「雪国」の興味深い解説の後、いよいよカクテル作りへ…

よし、待ちに待ったシャッターチャンス!いい写真撮ったるで〜!!

いや、待てよ… これから森崎さんがやる事って、アレだよな。バーテンダーって言ったら、間違いなくアレだよな!

そしたら、写真じゃなくて、動画がええんとちゃうか???動画でいったろうやないの〜!

3、2、1…カメラ回ったあああ〜!森崎さん思う存分、お願いします!!!


























 

・・・え?

 

 

まさかの・・・

 

 

く、暗い・・・

 

 

という事で、大人しくフラッシュを焚いて写真で撮りましたので、森崎さんの凛々しいお姿は、以下画像よりお楽しみください。

いや〜、やはり本物のバーテンダーのシェイク姿は素直にカッコいいです!そしてカッコいいだけじゃなくてなんだかこの音も良いんですよね〜。

「シャカシャカシャカシャカ」

この音もカクテルに対しての期待値を徐々に上げていくというか。はあ、皆様に動画で伝えられなくて申し訳ございません…(笑)。

という事で、森崎さんに作って頂いた「雪国」早速頂きました。そのお味は…

美味え!!!なにこれ、めちゃくちゃ美味いやないか!!!!!!

こんな美味いカクテルが世の中に存在したなんて…

感想を盛っているワケでは全くありません。本当にめちゃくちゃ美味しいです。想像していたよりスッキリした味わいで物凄く飲みやすいんですが、飲んだ後に喉がほんわか温かくなってきて、銭湯入った後の気持ちいい感じとでも言いましょうか。

ほろ酔いの凄く気持ちい感じになったところで、最後に森崎さんに質問をさせて頂きました。

森崎さん、井山さんが作るカクテル「雪国」もこんな感じなんでしょうか???

井山さんの「雪国」は、もっとアルコール度数がキツくて殺人的とでも言いましょうか(笑)。今日僕が作った「雪国」は、よくシェイクしてよく冷やし、水分を溶け込ませたので、井山さんの「雪国」よりアルコール度数を5%ぐらい下げられたかなと思います。

なるほど、そうだったんですね!

でも井山さんのカクテルはアルコール度数は強いんですが、なんと言いましょうか。井山さんでしか表現出来ない「優しさ」があるんですよね。強いんだけど、何故か優しさを感じる。相反するものが同居すると言うか。僕の師匠のカクテルもそうだったんですが、そういったようなものを感じるんです。僕も早くそこのレベルに到達したいなと思っているんですけどね。

素敵ですね。なんだかこの奥の深いカクテルの世界に非常に興味が湧いてきました。ぜひまた近いうちに「雪国」飲みにお店に来させてください!今日は本当に素晴らしいカクテルをご馳走になり、ありがとうございました!!!

映画『YUKIGUNI』を観てBARで「雪国」を飲もう!

いや〜、本当に今回は貴重な経験をさせて頂きました。

と言う事で、いよいよ4月6日(土)より、映画『YUKIGUNI』が元町映画館にて公開となります。

皆さん、この映画を観た後は、そのまま歩いて「Bar SAVOY hommage(バー・サヴォイ・オマージュ)」に行くなんてプランは、いかがでしょうか???

映画の内容をより深く楽しめる事間違いなし!奥の深いカクテルの世界にハマる事間違いなし!

そして、好きな女性と同伴であれば、その女性を落とせる事、間違いなしです!!!

ぜひ皆様、元町映画館&「Bar SAVOY hommage(バー・サヴォイ・オマージュ)」へ足をお運びくださいませ!

■映画『YUKIGUNI』
yuki-guni.jp

■元町映画館
https://www.motoei.com/
・場所:神戸市中央区元町通4丁目1-12
『YUKIGUNI』上映期間:4月6日(土)〜12日(金)12:30〜 / 4月13日(土)〜19日(金)18:10〜 ※連日1日1回上映

【※テアトル梅田公開中、4月6日(土)より第七藝術劇場、京都シネマ公開】

■Bar SAVOY hommage(バー・サヴォイ・オマージュ)
・場所:神戸市中央区下山手通5丁目8−14

おしまい

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